スマホが普及して便利になりましたが、機種の特徴や料金プランの体系が複雑になってきています(ガラケーの時から複雑だった気もしますが・・・)。
ですが、機種については、主な機能だけ知っておけば、あとはデザインなどの好みで選べるようになります。また、料金プランはキャリアごとに名称が異なるのでわかりにくいですが、料金の基本的な内訳は共通しています。基本的な内訳が理解できれば、プランの内容も理解できると思います。
そこで、本記事では機種と料金プランを自分で選べるようになるための基礎知識として、「機種の主な特徴」と「料金の基本的な内訳」を整理したいと思います。

機種の主な特徴

2019/5/30時点での主な特徴として、基本機能、認証機能、決済機能、耐久性、OSの5つについて簡単に説明します。

基本機能

バッテリーの持続時間

例えば1時間で充電が切れてしまったら、とても携帯できないですよね。電波の悪い山間部や地下などでの利用が多い方は特に重要な指標になります。もちろん使い方によって持続時間は変動しますが、機種ごとに目安は紹介されていると思うので、参考にしましょう。

ストレージの容量

データを保存できる容量のことで、数種類(数十〜数百GB程度)から選べる機種が多いです。保存する主なデータは、写真、動画、音楽、アプリです。
ただし、最近のスマホでは、写真、動画、音楽をクラウド環境(端末ではなく、インターネットに接続されている大容量のストレージ)に自動で保存し、必要な時にだけクラウド環境からダウンロードする仕組みになっています。
また、アプリの容量は1つあたり数十〜数百MB程度です。スマホのストレージ容量の選択肢はどの機種でも大差ないので、アプリもそのことを前提で作られています(数GBも消費するアプリがあっても、端末にダウンロードできない)。そのため、アプリに必要な容量も、気にしなくて良いと思います。
なお、ストレージの容量は、iPhoneの仕様では「容量」と表記されていますが、他の機種では「ROM」と表記されることも多いようです。「RAM」は別の指標なので、混同しないようにしましょう。

認証機能

従来はパスワードを入力するのが主流でしたが、最近は指紋認証や顔認証ができる機種もあります。指紋や顔の認証は、パスワードを覚えたり入力する手間が省けるので便利です。紛失しても、他人は指紋や顔認証ができないので、セキュリティ面でも安全です。

決済機能

店頭でSuicaやクレジットカードを使う代わりに、スマホで決済できる機能です。よく使う店舗がこの機能での決済に対応していれば、現金やカードを持ち歩く必要がありません。家計簿アプリと連動させれば、家計管理の手間も省けます。

耐久性

スマホを壊すことが多い方は、耐衝撃性や防水性にも気を配りましょう。別売りのケースで補うこともできます。

OS

スマホに初めから搭載されているソフトです。AndroidOS と iOSがほとんどです。
OSによって基本操作が異なるので、不安な方は身近で使っている人が多いOSを選ぶと良いです。
また、OSによって利用できるアプリが違います。AndroidOS と iOSなら似たようなアプリは見つかると思いますので、「どうしても必要なアプリ」がなければ気にしなくて良いです。

料金の基本的な内訳

料金は、「端末の代金」と「回線の利用料」に分けて考えることができます。

端末の代金

端末の代金は、製造原価と販売費に依ります。最近のスマホは高性能なので、PCと同じく10万円以上するものが珍しくありません。

製造原価

材料費、加工費(人件費や工場設備費)などで決まります。良い材料、高い技術、大規模な設備が必要なほど高価になります。

販売費

製品を売るためにかかる費用です。販売店舗の維持費、販売員の人件費、広告料などです。そのため、実店舗を持たないネット販売では費用を抑えることができます

回線の利用料

まず、回線を利用するためにはSIMカードが必要になります。回線の利用料は、SIMカードの利用料とも言えますね。そこで、利用料の内訳を示す前に、SIMカードについて少し触れます。

SIMカードの役割

SIMカードには契約して割り当てられた電話番号などが記録されています。iPhoneは沢山の人が持っていますが、誰が使っている端末かを特定して通信できるのはSIMカードのおかげです
契約者の情報を記録したSIMカードを端末に差し込むことで、「通話」、「キャリアメール(〜@docomo.ne.jpなど)」、「3G回線やLTE回線」が利用できるようになります
一方、「LINEでの通話」、「フリーメール(gmailなど)」、「Wi-Fi」はSIMカードがなくても利用できます。Wi-Fiは端末で受信できますし、Wi-Fiでインターネットが使えればLINEやフリーメールが使用できるためです。
ちなみに、特定のキャリアのSIMカードしか認識しない端末のことを「SIMロックがかかった端末」と言います。

利用料の内訳:通話料

通話時間に比例する従量課金のプランと、定額制(かけ放題)のプランがあります。
なお、通話料はスマホに元から備わっているアプリを利用した通話が課金対象です。LINEでの通話に対しては課金されませんので、LINEで済んでしまう方は気にしなくて構いません。

利用料の内訳:通信データ量に応じた料金

パケット料金とも言います。主にインターネットを利用で生じるデータ量が課金対象です。こちらもデータ量に比例する従量課金のプランと、定額制(パケホーダイなど)のプランがあります
ただし、最近はインターネットを頻繁に使うことを前提に考えられているので、従量課金のプランでも月あたりの上限額は設定されていると思います。とはいえ、上限額でも月1万円近くなる場合もありますが。。
また、定額制のプランは、一定量まで使ったら使えなくなる場合と、一定量を超えても低速回線は使い放題という場合があります。
プランは利用途中に月単位で変更できる場合もあるので、初めは様子を見ながら使っても良いと思います。

利用料の内訳:オプション料金

追加できるサービスの利用料です。私は留守電サービスだけ付けています(300円程度)。
大手キャリアのプランだと、あらかじめ様々なオプションがセットになっていることが多いので気をつけましょう。数百円のオプションでも、複数付いていて毎月支払うとなると勿体ないです。

まとめ

機種はバッテリー持続時間とストレージ容量だけ気をつけて、あとは好みで選びましょう。
端末の代金はPCと同じくらいの相場と考えて良いです。高度な技術や素材が使われているほど高いです。
回線の利用料は、自分が必要な通信量を把握して、不要な分を削ることが大事です!