経緯
2年前に山間部に移住しました。軽トラックで荷物を運ぶ機会が時々ありますが、大きい荷物はロープで括り付ける必要があります。これまでは誰かにお願いしていましたが、そろそろ自分でもやり方を覚えたくなりました。
ただし、自分の軽トラックを持っておらず、ロープワークの練習のためにトラックを借りるのも気が引けます。
そこで、軽トラがなくても南京結びが練習できるような器具を作ることにしました。
完成品のイメージ
ロープワークを練習する器具
持ち運びもできるよう、コンパクトなサイズにしています。ただし、これだけでは練習できないので、荷物代わりのものも用意する必要があります。工具箱を荷物代わりにして試した場合は、次の写真のようになります。
工具箱を使って南京結びの練習をした後の状態
この器具で実際に練習した様子を動画にしました。
作り方
1. L字型の木材を用意する。
私は2×4材を10cm長に切ったもの2つを、ビス留めして作りました。ロープフックに負荷がかかるので、適度に厚みのあって歪みにくい木材を使うとよいです。
2. ボルトを取り付ける穴をあける。
私が買ったロープフックの穴は、7mm径でした。そのため、インパクトドライバーに7mm径のドリルビットを取り付け、ロープフックに合う穴をあけました。
3. ロープフックをL字型の木材に取り付ける。
穴の直径に合うボルトとナットを用意し、ロープフックを木材に取り付けます。
使った材料
参考までに私が使ったものも紹介します。用途が満たせればなんでも良いですが、ロープフックの穴、ボルト、ナットの直径は揃えるように注意してください。近所のホームセンターでは良さそうなロープフックが見つからなかったので、私は通販サイトで揃えました。
- ツーバイフォー材(約10cm)× 4個
- 木ねじ × 4本
- ロープフック(穴が7mm径のもの) × 2個
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必要な工具
- 丸鋸・・・木材の切断用に。なければ普通のノコギリでもよいです。
- インパクトドライバー・・・ビス留め用に。また、ドリルビットを取り付ければ穴あけにも使えます。
- 7mm径ドリルビット・・・ボルトの穴あけ用に。
参考
作り方の参考にさせていただいたブログ記事です。当記事の器具より大きいですが、しっかりテンションをかける練習をしたいのであれば、こちらのリンク先に紹介されている練習器具を作る方がよいです。
また、ロープの結び方については参考になる動画がたくさんあります。私はこちらの動画を見て練習しました。